ドイツ音楽留学質問箱

ドイツでの音楽留学に関する質問を9月30日(土)まで大募集!
質問の投稿はこちら!(受付:9月30日(土)まで)
対象はドイツの大学への音楽留学に関する一般的な質問であり、ビザ、銀行口座、保険などの事務的な質問や、各大学特有の質問(〇〇大学の試験に合格するのは難しいかなど)は対象外です。皆さんからお寄せいただいた質問は、今年度より国立音楽大学ピアノ科非常勤講師を務め、そして本ウェブサイトの連載「ドイツで暮らすということ」の筆者でもある、久保田早紀さんにご回答いただきます。
質問はこちらで選別し、回答は後日ウェブサイトにて公開いたします。スペースの関係で全ての質問には答えられないのでご了承ください。
回答者:久保田早紀さん

©Saki Kubota
東京都出身。国立音楽大学附属中学校・高等学校を経て、同大学音楽学部演奏学科卒業並びに鍵盤楽器ソリストコース修了。2014年ケルン音楽舞踊大学大学院修士課程ソリスト科を最優秀の成績で修了。デトモルト音楽大学大学院国家演奏家資格課程ピアノ科にてさらなる研鑽を積み、2017年ドイツ国家演奏家資格を取得。
在学中より、定期演奏会、学内コンサート、卒業演奏会他、数多くの演奏会に出演。2010年第28回ソレイユ音楽コンクールピアノ部門第1位、並びに音楽現代新人賞を受賞。東京文化会館で行われた受賞記念コンサートに出演し、ウィーン国立音楽大学夏期国際音楽アカデミーに奨学生として招待される。日本学生支援機構(JASSO)より大学在学中の業績が認められ、平成22年度優秀学生顕彰文化・芸術分野奨励賞受賞。2013年イスキア国際ピアノコンクール(イタリア)第1位を受賞の他、国内外のコンクール・オーディション等で多数受賞。
また、ヨーロッパ各地にて国際ピアノアカデミーに参加し、海老彰子、菅野潤、ミシェル・ベロフ、ピエール=ロラン・エマール、マッティ・ラエカリオ、パスカル・ドゥヴァイヨン、ディーナ・ヨッフェ、グリゴリー・グルツマン各氏のマスタークラス修了、ディプロマを取得。ガラコンサート、及びファイナルコンサートに出演。2018年イルジ・フリンカ・ピアノアカデミー(ノルウェー)が主催するレイフ・オヴェ・アンスネス氏による特別マスタークラスを招待受講。
これまでに、Kunstwerkstatt am Hellweg(ドイツ)、Kunstsalon Gelbe Villa(ドイツ)が主催するコンサートシリーズにリサイタル出演の他、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ノルウェー、ポーランドにてリサイタル及び室内楽コンサート等多数出演。また、トルン交響楽団(ポーランド)とシューマンのピアノ協奏曲を共演し、好評を博す。
これまでに、ピアノを奥田佳世子、小畠康史、江澤聖子、ヤコブ・ロイシュナー、室内楽をアントニー・シピリの各氏に師事。Musikschule Nico Zipp(ケルン)及びIda Bieler Music Academy(ケルン)のピアノ専任講師を経て、2023年より国立音楽大学ピアノ科非常勤講師として後進の指導にあたる。